グリコゲニン (Glycogenin)

グリコゲニンは、体内でグリコーゲンが合成される際に中心的な役割を果たすタンパク質です。グリコーゲン合成の「種(プライマー)」や「開始点」として機能します。

新しいグリコーゲン分子が作られるとき、まずこのグリコゲニン自身にいくつかのグルコース単位が結合し、その端に次々とグルコースが繋がっていくことでグリコーゲン鎖が伸びていきます。そのため、グリコーゲン分子の中心部には必ずこのグリコゲニンが存在しています。

グリコゲニンがあることで、効率的にグリコーゲンが合成・貯蔵され、持久系アスリートにとって重要なエネルギー源を体内に蓄えることが可能になっています。

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